R ethical Story vol.oo3「装うこと、選ぶこと」

R ethical Story vol.oo3「装うこと、選ぶこと」

“装いは生き方である”。20世紀のファッション業界をリードしたファッションデザイナー、イヴ・サンローランの言葉だ。
計算し尽くされたようにシンプルで洗練され、それでいてエレガントな、世代を超えて愛されるデザイン。芸術品とも言えるファッションアイテムの数々を世に送り出した彼は、この言葉にどんな想いを込めたのだろう。

身にまとう服、ヘアスタイル、メイク、靴、そしてジュエリーをどんなふうに選ぶかは、ほとんどその人の生き方でもあるなと思う。

カラーストーン(天然石)は、一人ひとりにぴったりのタイミングで石のほうからやってくるのだと、年上の美しい友人に聞いた。“石もひとを選ぶのよ、ちょうど大切なひととのご縁や偶然のようで必然の出会いのように。”ほのかにフルーツの香りのする紅茶の注がれたカップを、ゆったりとした手つきで口元に運びながら、彼女は言った。

鉱物の種類は地球上に4000以上あるという。大自然の中で長い長い年月をかけて少しずつ形になったカラーストーンの原石は、伝統に基づくたしかな技術と志をそなえた職人の手で磨き上げられ、そうしてその輝きと魅力をこぼれそうなほどに増して、想いあるジュエリーへと形を変えていく。友人の上品な手つきに見取れながら、まだ見ぬ特別な石との出会いに想いを馳せる。

どんな石がわたしを待っているだろう。
わたしはどんな石を選ぼうか。

レモンのようなきいろのシトリンは、非常に希少性が高いらしい。気持ちを落ち着けるパワーを持つ石。大切な行事のときに、ポジティブなパワーをくれるから、一緒にいて心強いだろう。
気品あふれる透明の、紫の石アメジストはどうだろう。慈悲深い愛のパワーを持つという。艶のある高貴な輝きに憧れる。
願いを叶える幸運の石、ムーンストーンも素敵。無色、オレンジ、グレー、グリーンなど色彩も幅広く、愛の石とも呼ばれる。

「あら、もうこんな時間ね。」
わたしの思索にはまったく気付かぬ様子でスッと席を立ち颯爽と歩いていく友人のように、凛として立ち、毅然と人生を歩んでいきたい。小さくぎゅっと、大切に決意をしたアフタヌーンティの昼。

彼女の耳元には、最高級にちがいない、洗練された輝きの大粒のダイヤモンドがたおやかに揺れている。

一つひとつの選択が、わたしと、そしてわたしの人生を創っていく。
目の前の選択を積み重ねていくことに精一杯だけれど。
できればその選択が、わたし自身の個性を表現し、わたしのポリシーを反映していくように。
装い全てが生き方に繋がっていくように。
そうして重ねた道の延長線上に、わたしだけの特別なカラーストーンとのご縁がつながっているのかもしれない。まだ出会っていない未来の自分に想いを馳せる12月の昼下がり。

By Shiki.H(R ethical PR)
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<参考文献>
・「パワーストーンの教科書 親愛なる石たち」(結城モイラ/新星出版社)